おやつメモ。

ざあざあ降りの7月スタートですね。

外気はひんやり、部屋の中で過ごす分には最良の一日と言えそうですが、出勤・外出となると話は別ですね。叶うのならば、こんな日は家で静かに過ごすに限ります。


以前から、ケーキ屋さんでサバランを見かけては購入して食べ比べをするなんてことをボチボチとやっています。最近はご無沙汰だったのですが、先日久しぶりに新たなサバランを食したので、感想メモします。


過去のサバラン記事もよかったら♡

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今回は三品。

2020年12月~2021年6月下旬までの間に食べたサバランの感想メモです。(時系列)


◆Troisgros(トロワグロ)

新宿小田急の地下に入っているお店で、わたしはパン屋さんとしてたまに利用することがあります(お気に入りのパン(紅茶とリンゴのパン)があるので)。なんとなくお店を覗いたらショーケースに並んだサバランが目に入り「お!」と思い購入。実食。あのですね。びっくりするくらい普通。ちなみに、超個人的好みによって申し上げる感想で恐縮ですが、クリーム好きのわたしには超絶物足りなかった。「え?」って感じ。中に入っているクリーム量は、恐らくさくらんぼ(小)くらいだったのじゃないのかな?ってくらいに控えめ。だからクリームが苦手でシンプルイズベストが好みな人はいいかもしれませんね。となると、ブリオッシュがメイン(?)になるわけですが、だからといってブリオッシュが【特別に】美味しいかと言われると、別に。普通に美味しい、、、です、けど、、、「で?」っていう。1つ税込み600円近くするんですけど、お値段仕事してない(言い過ぎ)2回は食べなくていいかなって。これを食べたころから結構時間は経っているけれど、いまだに、食べながら「え?」と思ったことを割と鮮明に思えておりますもの。完食後、これは一体何が売り?一押し?になる一品だったのかな~~~~????ってすごく考えてみたものの、わたしの貧相な舌ではその輝きを見出すことができず。無念。(次に登場するサバランくらいブリオッシュが美味しければ話は全然ちがってくるんですけど...)


まあですね。これは好みですから。


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◆近江屋洋菓子店

おそらく、知る人ぞ知る老舗名店ではないでしょうか。神田淡路町にある洋菓子店です。今年の2月に初めて食しました。一人暮らしにも関わらず、この時はウキウキしすぎてサバラン以外にもケーキと焼き菓子合わせて6つくらい購入してしまったのでした。(ぜんぶペロリといただきました)そして、本題のサバラン。優勝です。こちら、現在進行形で(私的)堂々の第1位に君臨しております。なにが美味いって、ブリオッシュが美味い。わたしはクリーム好きなので、ついクリームを重要視してしまうっていうかそれを楽しみにしているところがあるので、それをもって全てヨシ!みたいな大雑把さで、食べたらなんでも美味い!人間になりがちなのですけれど。。。これを食べた2月は今から半年近く前の事になりますが、食べたときに「すごい!ちゃんと!美味しい...っ!!」と感動した記憶がしっかり残っています。クリームはもちろんのこと、ガワまでしっかりきちんと美味しいと感じられたのは、いまのところコチラだけですね。なに一つごまかされていない。というわけで、堂々の第1位です。やや記憶が朧気なのですが、そんなに洋酒じゅくじゅくじゅわじゅわ系ではなかったと記憶しています。よって、洋酒じゅわ~!う~んお酒~~~♪感がお好みの方には、そういう意味では物足りないかもしれませんけど、それ差し引いてもね、美味しいんでね。映えだとか小手先どうのこうのではない、「これは間違いない」と、絶対的信頼を寄せられる味わい。もう一回食べて思い出したいし確認したいです。また行きます。(余談:これを食べたとき、いよいよもって前述サバランの謎が際立って「これくらいブリオッシュが美味しければ、アレ(前述のやつ)もわかるんだけど...あれは一体なんやったん...?」と口をついて出ちゃったことを思い出したので記録しておこう)


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◆Ptisserie Yu Sasage

新宿小田急の地下に立ち寄った時に見かけて購入してみました。(最近新しく入ったっぽかった。元は千歳烏山にあるお店みたいです)こちらは「サバラン(シトロン)」と表記されていたとおり、めっっっっっっっっちゃシトロン。強めの柑橘系酸味に敏感な人は「酸っぱ!!」てなるかも。これは、、、なんだ???と注意深く食べた結論は(美味しいですよ。美味しいのは前提で話してますよ)、、、通常サバランにはブランデーとかそこら辺の洋酒が染み染みさせてあることが多いと思うのですが、こちらは、多分、、、恐らく、ですけど、シトロンのリキュールが染み染み(しかも結構たっぷり)させてあるんじゃないかな~?と思いました(違うかもしれんけど...)加えて、中に入っているカスタードも酸っぱめシトロン風味になっていて、とことんシトロンを感じたい方にオススメですし、ブランデーが苦手な人には、むしろフルーティーでいいかもしれんですね。ついでに、上にどっかり乗っかってるクランブル(?)が美味しかったし、お口直し用としての役割もあってあのどっかり感だったのかも...?と今更に振り返って思ったりして(全然違うかもしれんけど...)食べているうちにどんどん酸っぱさが攻めてきて、食べ終えるころには感想が「美味しい。そして酸っぱい。いや酸っぱい。う~ん酸っぱい」になっちゃったから、、、もしや、と。そんなことを思ったのでした。


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ケーキなどという贅沢品はここ暫く遠ざけていたのですが。

まあ、当然ですけど、いいもんですね。やっぱり。


あたりまえ体操。


おわり。